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Linuxのwhereisコマンド

Linux コマンド大全

Linuxのwhereisコマンドはファイルを検索するために使用されます。

このコマンドは、特定のディレクトリ内で条件を満たすファイルを検索します。これらのファイルは、オリジナルのソースコード、バイナリファイル、またはヘルプファイルに属するべきです。

このコマンドは、バイナリファイル、ソースコードファイル、manマニュアルページの検索にのみ使用できます。一般的なファイルの位置を特定するには、locateコマンドを使用する必要があります。

文法

whereis [...]-bfmsu...-B <カタログ>...-M <ディレクトリ>...][-S <ディレクトリ>...][ファイル...]

パラメータ

  • -b  バイナリファイルのみを検索します。
  • -B<ディレクトリ>  設定されたディレクトリ内のみでバイナリファイルを検索します。
  • -f  ファイル名前にパス名を表示しないです。
  • -m  説明ファイルのみを検索します。
  • -M<ディレクトリ>  設定されたディレクトリ内のみで説明ファイルを検索します。
  • -s  オリジナルコードファイルのみを検索します。
  • -S<ディレクトリ>  設定されたディレクトリ内のみでオリジナルコードファイルを検索します。
  • -u  指定されたタイプのファイルを含まないファイルを検索します。
  • オンラインサンプル

    コマンド「whereis」を使用して「bash」のコマンドの場所を確認するには、以下のコマンドを入力します:

    $ whereis bash 
    

    上記のコマンドを実行した後、以下の情報が出力されました:

    bash:/bin/bash/etc/bash.bashrc/usr/share/man/man1/bash.1.gz 
    

    注意:以上の出力情報は左から右に順に、検索するプログラム名、bashのパス、bashのmanマニュアルページのパスです。

    ユーザーがバイナリファイルやヘルプファイルを独立して検索する必要がある場合は、以下のコマンドを使用できます:

    $ whereis -b bash 
    $ whereis -m bash 
    

    以下の情報を出力しました:

    $ whereis -b bash               #bashコマンドのバイナリプログラムを表示  
    bash: /bin/bash /etc/bash.bashrc /usr/share/bash    # bashコマンドのバイナリプログラムの場所  
    $ whereis -m bash               #bashコマンドのヘルプファイルを表示  
    bash: /usr/share/man/man1/bash.1.gz  #bashコマンドのヘルプファイルの場所  
    

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