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Linux liloコマンド

Linux コマンド全書

Linux liloコマンドはカーネル読み込み、起動管理プログラムのインストールに使用されます。

lilo(linux loader)はLinuxシステムのカーネル読み込みプログラムであり、同時に起動管理機能も兼ね備えています。liloコマンドを単独で実行すると、それが読み取ります/etc/ディレクトリのlilo.conf設定ファイルを参照し、その内容に基づいてliloをインストールします。

構文

lilo [-clqtV][-b<周辺機器コード>][-C<設定ファイル>][-d<遅延時間>][-D<識別タグ>][-f<ジオメトリパラメータファイル>][-i<起動セクターファイル>][-I<識別タグ>][-m<マッピングファイル>][-P<fix/ignore>][-r<ルートディレクトリ>][-R<実行コマンド>...][-s<バックアップファイル>][-S<バックアップファイル>][-uU<周辺機器コード>][-v...]

パラメータ説明

  • -b<周辺機器コード> liloをインストールする周辺機器コードを指定。
  • -c 緊密マッピングモードを使用。
  • -C<設定ファイル> 指定liloの設定ファイル。
  • -d<遅延時間>  起動遅延時間を設定。
  • -D<識別タグ>  起動後にデフォルトで起動するオペレーティングシステムやシステムコアの識別タグを指定。
  • -f<ジオメトリパラメータファイル>  ディスクのジオメトリパラメータ設定ファイルを指定。
  • -i<ブートセクターファイル>  使用するブートセクターファイルを指定します。デフォルトは/boot ディレクトリの boot.b ファイル。
  • -I<識別タグ>  システムコアが保存されている場所を表示。
  • -l  線形磁区アドレスを生成。
  • -m<マッピングファイル>  マッピングファイルを指定。
  • -P<fix/ignore>  修復するか、パーティションテーブルのエラーを無視するかを決定。
  • -q  マッピングされたシステムコアファイルをリスト。
  • -r<ルートディレクトリ>  システム起動時にルートディレクトリとしてマウントするディレクトリを設定。
  • -R<実行コマンド>  次にシステムを起動したときに最初に実行するコマンドを設定。
  • -s<バックアップファイル>  バックアップファイルを指定。
  • -S<バックアップファイル>  強制的に指定するバックアップファイル。
  • -t  コマンドを実行しません。実際に実行されるアクションをリストします。
  • -u<周辺機器コード>  lilo を削除。
  • -U<周辺機器コード>  このパラメータの効果は、指定"-u"パラメータと同様に、タイムスタンプを確認しない場合。
  • -v  コマンドの実行プロセスを表示。
  • -V  バージョン情報を表示。

オンラインサンプル

lilo を第一台の SCSI ディスクの第三の主要パーティションにインストールします。3レベルモード。

# lilo -b /dev/sda3 -v -v -v

指定インストールする lilo の設定ファイルとバックアップファイル。

# lilo -C /etc/lilo.conf2 -s /boot/boot. バックアップ

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