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Linux diffstatコマンド

Linux コマンド全書

Linuxのdiffstatコマンドはdiffの比較結果に基づいて、統計数字を表示します。

diffstatはdiffの出力結果を読み取り、各ファイルの挿入、削除、修正などの差異を計測します。

構文

diff [-wV][-n <ファイル名の長さ>][-p <ファイル名の長さ>]

パラメータ

  • -ファイル名の長さを指定します。指定する長さは、すべてのファイルの中で最も長いファイル名の長さ以上でなければなりません。
  • -p<ファイル名長>  と-nパラメータが同じですが、ここでの<ファイル名長>にはファイルのパスも含まれます。
  • -w  出力時のカラム幅を指定。
  • -V  バージョン情報を表示。

オンラインサンプル

ユーザーは「|」を使用して、diffコマンドの結果をdiffstatコマンドに直接送信して統計表示を行うこともできます。

このコマンドを使用する際、比較するファイルまたはサブディレクトリが現在のディレクトリ内にない場合は、その完全なパスを使用する必要があります。

ディレクトリ"test1"と"test2"下的同名ファイル"testf.txt"を使用してdiffコマンドで比較を行い、その後diffstatコマンドで結果を統計表示するには、以下のコマンドを使用します:

$ diff test1 test2 | diffstat   #比較結果の統計表示

注意:このコマンドを使用すると、統計表示機能を実現することが非常に便利です。

ファイルの内容を確認するには、ユーザーは「cat」コマンドを使用して確認できます。具体的な操作は以下の通りです:

$ cat test1/testf.txt           #testを確認する1/testfの内容  
abc  
def  
ghi  
jkl  
mno  
pqr  
stu  
vws  
$ cat test2/testf.txt           #testを確認する2/testfの内容  
abc  
def  
ghi  
jkl  
mno

上記のファイル内容から、2つのファイルの内容の違いが見られます。今度の命令を実行して、ファイル比較の結果を統計表示します。以下の結果が得られます:

testfile | 2 +-             #統計情報出力表示  
1 ファイルが変更されました, 1 挿入(+, 1 削除(-)

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